ヤングアダルト

(Wed)

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シャーリーズ・セロンのキチガイ映画。

37歳になるメイビス(シャーリーズ・セロン)は自称作家だが
現在はゴーストライターとして“ヤングアダルト”(少女向け小説)を執筆中。
バツイチで恋人ナシ、心の友はアルコールと愛犬という彼女はある日、一通のメールを受け取り、故郷へ帰ることに。昔の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)と再会するメイビス。
いつまでも大人になれない、そんな規格外の彼女が大騒動を巻き起こした果てに見つける“真実”とは……。


もっとコメディなのかと思ってたら、かなり苦くてイタイ感じでした。

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この写真からも分かる通り、シャーリーズのだらしなくてずぼらな姿が見れる作品ですが
彼女は美しいにも関わらずこういった役を自ら進んでやるし、似合っている。

「かつて」は美しく、誰もが羨ましいと思う存在「だった」メイビスは
今やクレイジーな人になりさがってしまっていることに自分では気づいていない。

それが観ているこちらには辛いほど痛々しく、笑えない。

彼女はこれまでに挫折や恥、コンプレックスなど経験したことがないことがたくさんあったのだろう。
それが37歳にして一気に押し寄せ、どうしていいか分からなくなってしまった。
普通の人間なら、自分のレベルや出来ることを生きていくうちに嫌でも把握して
折り合いをつけて、自分レベルでの幸せを掴もうとする。
でもメイビスにはそれが出来てなかった。美しくて、みんなからうらやましがられたから
そういったイメージもあったし、周りが彼女を甘やかしてきてしまったんだろう。

人は ニガイ経験をしないとキチガイになってしまうんだな〜と思った。
苦労をせずに大人になってしまうと、みんなに追いていかれ、過去に囚われたキチガイになってしまう。

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自分中心で平気だったのは、若いから。
もう37歳の彼女には許されない。

かつての面影はあって、まだ美しいけれど
それを受け入れてくれるようなガキんちょはもう周りには居ない。
時間は過ぎ、過去は過去になり、他のみんなは今を生きている。

もっとコメディタッチで描かれてたらそのイタさも緩和されたのかもしれないが
ことごとくキチガイとして描かれていたので、期待していたような内容でなかったが
ひとつ、人生の教訓として受け入れてみる気にはなる作品だった。

はじめての挫折を味わい、メイビスが変わっていくところまで描いて欲しかったかなとか
高校時代の最高だった彼女を一目見たかったな、なんて心残りはあるけれどね。


私も21歳になり、かつての学生生活のことを思い出すことが増えたから
メイビスの気持ちも分かる。
それでも私は、メイビスのように誰もがうらやむ存在ではないのでキチガイな大人になることはないだろう。

美人で生まれることが、果たして幸せにつながるのかというと、そうではなくて
むしろそれが自分を幸せから遠ざける原因にもなり得る。

幸せとはなにか?
自分次第で、自分レベルの幸せを見つけることが幸せなんじゃないかと思う。
メイビスはきっと、これから自分レベルの幸せを掴むことが出来ると思う。
37歳にして、やっと自分のレベルを知れたのだから。

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